毎日新聞7月23日付朝刊は『猛暑日 今年最多 287地点 山梨・甲州 39.6℃』と報じている。日本列島は22日、太平洋高気圧に覆われて広い範囲で晴れ、連日の猛烈な暑さに見舞われた。全国914地点の287地点(31.4%)で最高気温35℃以上の猛暑日になった。最高気温が30℃以上の真夏日は、猛暑日の場所を含めて775地点(84.8%)だった。23日以降も厳しい暑さが続く見通しで、熱中症に厳重な注意が必要だ。気象庁によると、太平洋高気圧が強まって日本列島を覆い、21日は近畿と中国、22日は九州北部で相次いで梅雨明け。高気圧の周辺部を回る暖かく湿った空気が流れ込み、強い日射でさらに気温が上昇した。最高気温は山梨県甲州市で39.6℃、甲府市で39.4℃、栃木県佐野市で39.1℃、群馬県伊勢崎市で38.9℃など。多くの観測点で今年の最も高い気温を記録した。環境省と気象庁は「熱中症警戒アラート」を今年最多の39都道府県で41地域に発表。昨年の最多だった8月5日と同数で、担当者は「酷暑と言われた昨年より速いペースだ」として、熱中症対策の継続を呼びかけたという。