毎日新聞2024年8月4日付朝刊は『「温暖化がなければ (パリ・オリンピック)会場周辺の気温は今より3℃も低かった」 国際研究チーム分析』と報じた。地球温暖化がなければ、会場周辺の気温は今より3℃程度も低かった。フランスを含む地中海沿岸地域の7月の気温は、人間活動が原因の温暖化で2.5~3.3℃引き上げられていたとの分析結果を、国際研究チーム「ワールド・ウェザー・アトリビューション」が発表した。7月はアフリカ北部や欧州各地が記録的熱波に襲われ、モロッコで48℃超を観測した地域もあった。チームは観測データや個々の気象現象と温暖化の関係を定量的に分析した過去の研究成果を活用し、地中海沿岸地域の熱波と温暖化の関係を分析。7月の様な熱波は温暖化がなければ起こり得なかったと結論づけた。現在の気候では10年で1度程度発生するようになったと予測され、温暖化が深刻化すればその頻度はさらに高くなるという。五輪開幕後、パリでは最高気温が35℃に達する日もあり、熱中症の症状を訴える選手も出ていた。チームのインペリアル・カレッジ・ロンドンのフリーデリケ・オットー上級講師は、「大気中の温室効果ガスが増えすぎていなければ、スポーツをするにももっと安全な環境だったろう」としている。⇒大規模高性能コンピュータを使った「アトリビューション手法」導入により、現在の温暖化は人為的であることが明確になり、日本でも20年前には、「人為的ではない」と少なくない研究者が声高に学会でも叫んでいたが、今では完全に払しょくされ、そのような反論の出る幕は完全になくなったようだ。










