2024年10月16日(水)14:30~16:30(実際は16:43)日本地熱協会令和6年度 第4回情報連絡会にオンライン参加した(会議自体はハイブリッド)。
プログラムは、主催者満田信一地熱協会会長あいさつに続き、「今後の地熱開発に関する政策」について以下の5課題があった。
(1)地熱発電の導入促進に向けた経済産業省の取り組みについて
経産省 エネ庁資源・燃料部政策課 係長 目久美大樹係長
(発表者は小泉室長? )⇒最近の熱抽出技術に関して、米国か
らの輸入技術「ループ方式」を紹介していたが、 質問時間に
日本には1970年代後半に「同軸熱交換器方式」という優れた方
式(目久美氏はスライドには項目として入れていたが、その具
体的内容よく知らないようであった)が,1000m級の井戸を用い
た野外実験でも実証されており、外国からの導入だけではな
く、優れた国産方式に注目すべきと進言した(当研究所代表江
原幸雄)。
(2)森林における規制について
農水省 林野庁 森林整備部 治山課 長岡達己 山地防災緊
急対策官
(3)地域共生型地熱利活用に向けた環境省の取り組みについて
環境省 自然環境局 温泉地保護利用推進室 温泉・地熱資源
保護利用 野玉悠葵専門官
(4)試掘版保安林解除関連
日本地熱協会 林野部 阿島秀司 部会長
(5)9月現地視察報告(安比、松尾八幡平、松川地熱発電所)
日本地熱協会 宮崎 武志事務局長補佐
最後に、森田誠也 運営委員長および正面順久事務局長による運営
委員会・専門報告があった。