『製鉄所から100人退避 ウクライナ第1弾 国連も確認』 毎日新聞5月2日付夕刊はこう報じている。 ロシア軍が包囲を続けているウクライナ南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所を巡り、ゼレンスキー大統領は1日、退避する民間人の第1弾として約100人が避難を始めたことを明かした。ウクライナ政府が統治を維持している地域へ移動しており、2日に南部ザポロジエに到着する見通しだという。国連も赤十字国際委員会(IRPC)と協力し、退避作業を進めていることを確認したという。ゼレンスキー氏はツイッターへの投稿で、「国連と共に製鉄所に残る他の民間人の避難にも取り組んでいる」と明記した。一方で、ウクライナ国営のウクルインフォルム通信は、1日に退避作業が一段落した後、ロシア軍が製鉄所へ大規模な砲撃を再開したと報じた。製鉄所からの退避に関しては、ウクライナ政府傘下の戦闘部隊「アゾフ大隊」が4月30日、民間人20人が退避を始めたことを明かした。タス通信はロシア国防省の情報として、5月1日までの2日間で合計80人近くが退避したとしたと報道。ロイター通信も1日、国連職員らに伴なわれ、退避してきた民間人がドネツク州東部のベジメネ村に設置された避難所に到着したことを伝えている。製鉄所にはウクライナ軍と民間人を合わせて約2000人がとどまっているとされている。ゼレンスキー氏は民間人や負傷者が救出されないのならば、ロシアとの停戦協議が決裂する恐れがあると警告してきた。国際的関心の高まりも受け、グテレス国連事務総長は4月26日にプーチン大統領と会談し、国連とIRPCが民間人の退避作業に関与していくことで原則合意していた。ともかく、民間人がロシア軍の包囲から脱出し、避難先へ向かえることは喜ばしい。










