毎日新聞2025年6月1日付朝刊総合版総合4ページは『学術会議法人化 大詰め 政府「管理」譲らず、自民案に回帰』と報じた。科学者の国会とも呼ばれる日本学術会議。現在は国の特別機関だが、政府から切り離して特殊法人に移行させる法案の審議が国会で大詰めを迎えている。審議の中で、政府が学術会議に「介入」できる懸念があることが、徐々に明らかになってきた。法案の根幹には、2020年の任命拒否問題をきっかけに自民党がまとめた提言があるという。
国(政府)は『国(政府)に不都合な事実があると、それをそのまま議論すると、すなわち、論理的な議論を行うと、必ず負けるので、核心をすり替えて、政府に都合良くなるように、問題をすり替えるのが常套手段のようだ。例を挙げるときりがない。最近でも、入管庁の極めて非人道的不手際で、スリランカ人女性を日本に滞在中、死にいたらさせた。原因は医学的に見ても、極めて非人道的扱いを続けた結果、外国人女性が死んだのだ。現在、不審に思った家族が来日し、この問題の説明を求めている。
事態の解明に必要で、重要な数時間にも及ぶ対応記録映像があるが、当局は、当初数分程度しか公開せず、最終的には、裁判所からの強い要請で、全部を出さざるを得なくなり、一連の実態が名古屋入管によるもので、極めて酷い非人道的対応が明らかにされたのだ』。
この問題は、外国人に対する非人的扱いをやめさせるための,新たな法的対応をすべきであったが、結果的には外務省、入管庁による外国人の非人道的行為を改善させるのではなく、外国人の日本入国を限りなく厳しくする法律改正となった。「改正」ではなく、核心をすり替えて、別件の「改悪」となってしまったのだ。大部分の国会議員が真相を正確に把握できていない中で、提案通り国会を通ってしまったのだ。国は不都合な真実をもみ消して、「鷺を烏」と言いくるめたのだ。
学術会議法人化の核心の問題も多くの議員が真実を知らされないまま、自民党右派議員により、すり替えられた法案審議がおこなわれ、政府(特に自民党右派)に強引に捻じ曲げられた形で成立してしまうのである。
長年、悪事を働いてきた、自民党特に右派は党内にいられなくなり、やがて自民党は分裂し、これからやってくる参院選・衆院選で敗北を続け、やがては消滅政党となるのではないか。
日本は、「正しいことが言える・行える」国家にやっと衣替えできることになるのだ。新しい日本を造ろう。戦後80年の総括談話が出せないような国では、生きていけない。新しい国を造るのだ。⇒そのためにも、学術会議法人化は決して許してはならないのだ。










